名探偵アンドリュー氏と黄昏の家

「怪盗ビューティ仮面？ なにそれ」
「知らないんですか？ 有名な冒険小説ですよ！」

自称・完全無欠の天才探偵アンドリュー。はた迷惑な騒動を繰り広げながらも、いつの間にかするりと謎を解いてしまうこの名探偵のもとへ、ある日依頼人がやってきた。

依頼人は、遠城寺伯爵家の令嬢・遠城寺十和子とその夫、遠城寺匠。十和子は、『怪盗ビューティ仮面』から届いた予告状を見せる。ビューティ仮面とは、冒険小説に登場する『美しき女怪盗』。依頼は、画家カヴァネラの描いた『黄昏』を怪盗から守ってほしい、というものだったが──

2018年に上演した音楽劇「名探偵アンドリュー氏の優雅な一日」の第2弾として、劇団初のシリーズ化！